

病院や高齢者施設などで、「高齢者に対してつま先を上げる。」「脚を前に出す。」「かかとから付く」
この様な指導はよく行われています。
陸上のコーチなども「脚が前に出ていない!」「ももを上げろ。」などの指導も良く見る光景です。
「歩く」「走る」の基本がわかっていない人の言葉です。
歩くことも走ることも基本は同じです。
高齢者への指導は、背中が曲がっている人など体幹でバランスが取れず、片足での立位保持がほとんどできない人に対して、正常歩行ではないけど、転倒しないために対処的に行っていることです。
現在のリハの連中は運動学もまともに学んでいないようで、これが正しいと思って指導しているために、「介護保険=寝たきりを作る制度」になっていると思います。
足底の接地で見れば、「踵から付いてつま先で蹴る」
これを繰り返すのが「歩行」です。
脚が前に出ていないから、「前に出して」と指導するリハは、よりたちが悪いと思います。
踵から付くを重視するより、つま先で蹴るを重視すべきです。
股関節や腰部(腰の反り)の可動域に制限がない方なら、これで、自然と足が前に出てきますし、踵から付くことができます。
蹴りが加速を生みますから、歩行速度も上昇して寧ろ、歩行は安定してきます。
自転車で低速で走れば不安定になるのと理屈は同じです。
健康のためにウォーキングをされている人も、先ずはつま先で地面を蹴って前に進むイメージで歩かれることをおススメします。
正常歩行は、体幹もですが、全身を効率的に使用します。
「第2の心臓」と言われるふくらはぎは、歩行中に筋力の70%を発揮すると言われています。
日常の動作でこれほど筋力を発揮する筋は腓腹筋・ヒラメ筋のふくらはぎのみです。
ふくらはぎが筋力を発揮するタイミングは「つま先で蹴る」ときです。
歩く姿勢が美しく見えるポイントもこの蹴る動作が歩かないかで大きく変わります。
猫背の姿勢も減少します。
そして、臀部の筋力が減少して見た目も気になる人も歩き方を意識するだけでも十分改善が可能です。
日常生活の中で「運動」と呼べる動作は「歩行」です。
美しさを演出するのも「日常の動作」です。
この歩行の姿勢を少し意識するだけでも「健康」と「美」をプラスに作用させることに大きく貢献すると思います。
当店は、動作が専門の理学療法士のお店です。
だからこそ、腰痛や膝の痛みなも原因から改善するアプローチが可能です。
歩き方を美しくしたい。
転倒などの予防のために、若い時の歩きを維持したい。
ぜひ、ご相談下さい。
膝・腰 整体院TAKA
福岡県福岡市南区玉川町5-8
℡:092-555-9611
福岡市の膝の痛み、膝関節、腰痛の専門店 整体院TAKA
整体院TAKAは福岡市南区高宮の腰痛、膝の痛み・膝痛、膝関節を専門におこなう整体院です。骨盤矯正の施術経験も豊富で、お子さま同伴でも安心して施術に専念できる環境も整っています。