「遠くに飛ばす」のは男性に限らずすべてのゴルファーにとって魅力的です。
私は、理学療法士で「運動学」を特に専門に勉強してきました。
物理学が好きだったためですかね。
人の動きを科学的に分析して、問題点を改善して正しい動作に導いていく。
リハビリの基本です。
お店に来店される人の中にはゴルフが趣味の方はかなりいらっしゃいます。
女性のお客様が多い当店ですが、男性のお客様では7割以上、女性のお客様でも3割以上の人がゴルフを趣味にされています。
性別・年齢問わず、飛距離は魅力です。
70代・80代の方から飛距離が落ちたとお聞きすることがあります。
「筋力が低下したから」この理由を真っ先に挙げられます。
勿論、原因の1つですが答えとしたら間違いです。
問題は関節の可動域の制限です。
人は関節が動かないと動けません。
年齢と共に関節、特に体幹の回旋運動(捻り)が減少します。
背骨は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎は5個でその下に土台の骨盤の仙骨に乗っています。
それと背骨はS字を描いています。
このS字が狂って腰椎部で湾曲が減少してきます。
S字が狂えば、猫背や反り腰にもなりますが体幹の屈曲・伸展・側屈・回旋の制限が出てきます。
つまり、スウィングの時に腰が回らなくなってきます。
正常な人のS字に近づけば、テイクバックからフォロースルーまで大きな弧を描けます。
ストレッチなどや筋トレが、ゴルフに明確な結果に現れなくなってくるのもこのためです。
関節が良く動いてゴルフを楽しんでいたら筋力は自然に維持出来てきます。
70代や80代の人が年齢に関係なく、飛距離が落ちたことを悔しく思って飛距離を伸ばしたいと考える。
こんな貪欲な人がいるのもゴルフの魅力の強さの表れではないでしょうか?
当店では、ゴルフに限らず、どのスポーツも、美容のための姿勢・スタイルアップに真剣に取り組んでいます。
パーソナルトレーニングなど、筋力アップの前に「動ける身体つくり」をご提案しています。
正しい関節の可動域と姿勢。
これが整えば、年齢はあくまでも生まれてからの年数で見た目や、動きとは比例しないというのが実感できると思います。
膝・腰 整体院TAKA
福岡県福岡市南区玉川町5-8
℡:092-555-9611